小鳥の安息は、荊の鳥籠の中
と言う訳で『Rental』、完結致しました。
前半、性的描写や克穂さんの心理の乱れについて熱くなりすぎたので・・・(相当ヒートアップしていた)
心情の移り変わりなどを後半に書こうと思ったら詰め込みすぎて
やったらめったらクドくなってしまいました。無念。
結局何を言いたいんだ!と突っ込みたくなった方が9割程ではないかと思われます。(大台!)
何と言いますか、3人はそれぞれ全く違う心情の変化を見せているので、
それを巧く文章に出来れば良かったのですが・・・。
文才の無い輩が無理に見栄を張ろうとするとこうなる。
と言う良い例となったのではないかと思います。(ドMですので!)
まず克哉さん。
最後まで酷い人で、しかも割りと初志貫徹な一本気野郎。
最初っから事態の動きを楽しんで傍観していた黒幕。
しかしアクシデントで、御堂さんと克穂さんがお互い心を寄せたので、自分も乱入。
両者K.O状態にして圧倒的勝者のまま舞台を降りました。流石!
短編の克哉さんとは違い、克穂さんに対する愛情は歪んでいて、彼女を基本物扱い。
時折素直な愛情を見せてやりますが、彼女は自分の物。自分を楽しませられればそれで良い。みたいな。
なんで、これから御堂さんが克穂さんとコンタクトを取り始める事も、彼にとっては新たな余興みたいなモンです。
あくまで彼の退屈を打破させる為の遊び。やっぱり黒幕で自分が楽しければ良いと言うスタンスを貫いた人。
次に克穂さん。
彼女は克哉→御堂→克哉と心を移していますが、基本は克哉さん一筋。
御堂さんに対する感情も、克哉さんの真意を知ってショックを受け、揺れ動く。
同じく遊ばれていた御堂さんに同情し、そこから仕事への尊敬の念もあり、好転した様な。
あくまで恋愛感情では無いので、やっぱり克哉さん勝者。
克哉さんが自分を物の様に扱うのはショックだけど、でも自分はやっぱり克哉さんから離れられない。
自分にとって唯一の絶対的存在が、克哉さん。依存が強すぎる。
御堂さんへの感情は悪→好みたいな感じで大逆転したけど、克哉さんへの気持ちは一本筋。
最後に御堂さん。
彼は一番変わり、しかも変わってから動きを見せない男前。
最初はゲーム本編みたいな感じだったけど、克穂さんの様々な表情を見て、初々しくも恋に落ち。
でも、自分が克穂さんで遊んでいたつもりだったけど、なんだかんだ彼女に振り回されてる。
そして結局それすらも克哉さんの掌の上だと気付き、彼女の傷にも触れ、ノックアウト!
そこからはもう克穂さんしか見て無いと思います。
多分この話の中で一番良い人。そして一番報われない人。
ちなみに題名。
『Rental』と言うタイトルは、最終話の克哉さんのラストの台詞から。
この台詞を書きたいが為にこの話を書き始めたんです。
でも、この台詞何処で使えるんだろ?→克穂さんが他キャラと仲良くした時?
→じゃ御堂さんルートとかで良いか→あれ、一話で収まらない・・・?
みたいな流れです。行き当たりバッタリで始まった連載。
だからこんなグダグダになるんだ!この糞尿製造機!
しかししかし、ここまで呆れもせずお付き合い下さった方(貴女様も相当なドマゾだと見た)
本当に、本当にありがとう御座いました!!
・・・あ。あと余談。
多分これからまた克哉さんが退屈しだしたら、2人共、良い玩具にされそう。(悪夢再び!)
しかも今回は、2人共それを承知で新たな関係をスタートさせたから、ある種自業自得の様な感じで。
きっと御堂さんの目の前で克穂さんとセックス!くらいの事はするんじゃないだろうか。
あくまで公開プレイなのか御堂さんを交えて3Pになるのかは今の所不明ですが。(今の所?)