「克哉の馬鹿ーーーッ！！何するのっ！！食べるのはチョコでしょぉ！！」 「甘い物は嫌いだと何度言わせる気だ」 「じっ、じゃあ、なんで執事さんにこんなの作らせたのっ！！？」 「単なる観賞用だ。ガキ共も食えるだろうしな」 「うぅ…相変わらず、克哉って何考えてるかわかんない…」 「お褒めに預かり光栄だな」 「うぅぅ…もー知らない…」 「膨れるな、可愛い顔が台無しだ」 「思ってもいない癖に言うなーっ！！」 「落ち着け。ホラ、来い」 「…なに？」 「折角だ、セバスには、普通のチョコレートケーキも作らせておいた、食べるんだろう？」 「…え、本当？」 「ああ、アイスワインもある。ホラ、さっさと来い」 「わぁ、ありがとう克哉！」 「単純な奴だな…まぁ良い、お前からは、後で頂くとするか」 「さ、さっきので十分でしょーーっ！！」