『ねぇ曽良君。今日の風は、綺麗な色をしているよ。』 この人はたまに、見えない物を見る。 耳が聞こえなければ、音を目で見る。 目が見えなければ、景色を音で聞く。 芭蕉さんが、そんな事やったら素敵じゃないかと思ったりする。 その様子に、曽良君も久々に芭蕉さんが師である事を思い出したり。 ・・・あ、この芭蕉さんは別に目が見えない訳じゃありません。 背景はコチラよりお借りしました。