KKKエッチ談義 その2
人物紹介 |
手塚 国光 |
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青学高等部2年。 美形の完璧超人。意外と短気で暴力的。 容赦無しの薄情な人。でもノリは良い。 |
千石 清美 |
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山吹高校2年。 ラッキーな割に不幸な目に遭う。 手塚のハリセンを良く喰らう。めげない。 |
跡部 景吾 |
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氷帝高等部2年。 この中では一番常識人。巻き込まれ型。 手塚曰く『都合の良い男』。結構良い人。 |
「このケーキおいしーねー!」
「・・・すまないが、甘い物は苦手でな」
「うーん、見た目も中身も歳喰ってるなぁ〜手塚君」
「余計な世話だ」
「てーかテメェ等、何で俺ン家にばっか集まんだよ」
「だって広いし猥談出来るし美味しいおやつ出るし」
「どうせ暇だろう」
「図々しいなテメー等はよぉ!!」
「でもホントこのケーキおいしー♪良いなぁ、跡部君は毎日こんなデザート食べてるのかぁ」
「千石。余り食べると、太るぞ」
「ただでさえ太いんだからよ」
「くぅぅっ!なんて辛辣な男達!!その分運動すらい!!」
「張り切り過ぎて腰痛めるなよ」
「さり気にセクハラ!?」
「手塚、お前ホント容赦ねぇよな」
「うるさい」
「手塚君が食べないなら貰おうと思ったけど・・・うぅ、今の発言の後じゃもらえない・・・!!」
「お前等少しは遠慮を知れ!!」
「跡部君に言われるとは思わなかったよ!!」
「お前等、少し黙って食べられないのか」
「何さぁ!大体手塚君、そんな甘い物嫌いで、バレンタインとかどうしてんだぁ!!」
「どうするも何も受け取らない。恋人がいるのに受け取ってどうする」
「ぁあん?手塚、テメェ懐の狭い奴だなぁ」
「一人身に言われたくはないな」
「喧嘩売ってんのか!」
「てゆーか、天根さんからのチョコとかはどうしてんの?」
「彼女は気を遣って、俺に菓子類を渡して来ない。リストバンドとかは貰ったが」
「なるほどなるほど。でもさ、調理実習とかでお菓子作りました〜♪って持って来たら?」
「その場合は別だろう。流石に、彼女からの手作りを無碍に断りはしない」
「そこで断ってたら流石にお前幻滅だったぞ」
「それでその後天根さんも頂いちゃう訳だ」
「・・・否定はしないが、あまりそう言う事は口にする物ではないぞ」
「「言えた義理か!!」」
どんなエッチ?
「でさぁ、いつもの猥談なんだけど」
「恒例化してんじゃねーよ。何だ”いつもの”って」
「良いんじゃないか?別に」
「・・・最近本当にテメェのイメージが変わったぜ」
「手塚君てさぁ、ふつーのエッチする?」
「・・・それはどう捉えたら良いんだ?」
「えー?なんてゆーか・・・ホラ、SMプレイとかする?って事」
「して堪るか」
「千石お前いつもどんな事されてんだ」
「いやホラ!なんかもう手塚君、子作り目的のエッチしかしなさそうなイメージだったし」
「最近じゃ大分イメージ変わったけどな」
「どうもこうも、他者と比較は出来ないが、”普通”に分類されるんじゃないか」
「鞭とかで叩いたりしない?」
「叩かれたいなら叩いてやる、ホラ」
スパアアアアンッ!!
「いいぃぃっ〜〜〜たあああ!!!」
「相変わらずどっからでも出てくんな、そのハリセン」
「常備している」
「てーかあたし叩かれたいなんて一っ言も言ってないし!!例えで言っただけじゃん!!」
「お前が下らない事を言うからだ。何故俺がヒカルを叩かなければならない」
「そう言うプレイに興奮する事もあるかもしんないじゃんか・・・」
「人の彼女の性癖を勝手に捏造するな」
「興奮すんのはテメーなんじゃねーの?」
「しっけーな!あたし痛いの嫌いだもん!」
「じゃあテメーのセックスこそどうなんだよ、ぁあ?」
「あたしんトコだって普通だもんね!ちょー普通!」
「お前の”普通”はアテにならないがな」
「あっ、ひどっ、そーゆー事言う訳ね!あたしんトコだって鞭も蝋燭も出てこないし、至って普通だから!」
「だから何で全部例えがSM関連なんだよ」
「ちゃんとベッドでしているのか?」
「え・・・場所はホラ、あっくんが盛った場所がその日のリングって事で・・・」
「「普通じゃないだろ、それ」」
「えーっ!道具とか出てこないだけ普通じゃーん!!」
「そもそも何故道具と言う選択肢がある」
「コレばっかりは手塚と同意見だ」
「クッ・・・大ブーイング・・・!」
「AVの見過ぎじゃないか」
「お前のその面でAVとか言うな。てかテメー見た事あんのか」
「無いが、大体想像はつく」
「何さ何さ!じゃあ跡部君はどーなの!?不二さんとエッチする時とか!」
「普通だっつーの。大体何か変な事でもしようモンならあの女が黙ってねーだろ」
「まず間違いなく使い物にならなくさせられるだろうな」
「リアリティあり過ぎだっての・・・」
「えー、どうせ『俺様の性技に酔いな!』とか、『まだまだ俺の下で踊って貰うぜ!』とか言ってるんでしょー!」
「『全身の穴をぶち開けろ』・・・か・・・萎えるにも程があるな」
「人の台詞を勝手に変えた上に気色悪ィ事言ってんじゃねーーー!!!」
END.
手塚さんは平気で爆弾発言をします。歩くダイナマイト。
千石さんは自ら墓穴を掘ります。穴掘り名人。
跡部さんは特に自分から発言しないのに巻き込まれます。被害者。
取り合えず一番外道なのは手塚さんです、お前がナンバーワンだ。