KKKエッチ談義 その5



人物紹介
手塚 
青学高等部2年。
美形の完璧超人。意外と短気で暴力的。
容赦無しの薄情な人。でもノリは良い。
千石 
山吹高校2年。
ラッキーな割に不幸な目に遭う。
手塚のハリセンを良く喰らう。めげない。
跡部 
氷帝高等部2年。
この中では一番常識人。巻き込まれ型。
手塚曰く『都合の良い男』。結構良い人。




「おぉーっ!?」
「テメェもうちょっと女らしい声あげたらどうだ」
「でっかいお世話だよ!てゆーか、見て見てコレぇ!」
「アーン?手塚の携帯じゃねぇか。勝手に見て良いのかよ、殺されんぞ」
「既に許可はしているから、問題はない」
「うぉ、いたのかテメー」
「手洗いへ行っていただけだ」
「ホラホラ!跡部君、コレコレー!」
「あ?・・・・・・・・・・・・手塚、お前、本当にイメージが変わったぜ・・・」
「何か変か」
「カノジョとのプリクラ待ち受けにしてんじゃねー!!」
「・・・問題でもあるのか?」
「キャラじゃねぇだろ!!」
「?・・・携帯送信が出来たから、ついでにな」
「手塚君てゲーセン行ったりするんだぁ!ね、ね、チュープリ撮った!?」
「撮っていたとしても、見せないからな」
「えぇーっ!!ケチ!!いーもん、天根さんに見してもらうもんねー!!」
「・・・はぁ」
「オイコラ、撮った事は否定しねぇのか」
「あー、でもでも、この3人で撮りたいかもー!楽しそうじゃない?」
「華の無い面子だな」
「華!あたし一応この中じゃ華ですけど!!女の子ですけど!!?」
「ぁあ?テメェ、俺に華がねぇってのか?」
「想像してみろ、俺と跡部があの狭い空間にお前を挟んで立っているんだぞ」
「う・・・」
「更に愛らしいフレームの中に収まろうと寄り添いながらカメラを覗き込んでいるんだぞ?」
「うぅっ・・・」
「もっと言えば、落書きスペースにギュウギュウに詰まってペンを走らせているんだ、どうだ?」
「うぅ・・・キ、キツイ・・・」
「だろう、俺も言っていてキツかった」
「そう言や千石、テメェは亜久津と撮ったりすんのか」
「あんま一緒に撮ってくんないけど、一応撮った事はあるよー♪見る?見る??」
「遠慮しとくぜ」
「くそーっ!思わせ振りに聞きやがってぇー!!・・・って、跡部君は?ゲーセン行くの?」
「俺様が行くと思ってんのか?」
「えー、つまんなぁい」
「音がうるさくて声が聞き取り辛い上に煙たい事を除けば、中々楽しいぞ」
「前半2つのマイナスポイントで行く気ゼロだぜ」
「手塚君、プリクラ以外だと何やんのー?」
「この前はガンシューティングをやったな」
「あ、それあっくんも得意!滅茶苦茶高得点出してた!」
「テメェはどうだったんだよ」
「あたし一面で死んだー♪」
「ヒカルも俺より先にゲームオーバーになったな」
「アレ難しいんだもん。跡部君も今度やってみよーよー」
「・・・ま、考えといてやる」
「んで、他には他には?」
「パンチングをやった。中々高得点だったぞ」
「あっくんもそれやるー!小銭を握って殴ると良いよ!」
「実践済みだ」
「・・・何でヤンキーと同じ事やってんだ、テメェ・・・」






一回に何回?


「ふぁ・・・あぁぁ・・・」
「随分大きな欠伸だな」
「間抜け面晒してんなよ」
「ううううるさいやーい!文句ならあっくんに言ってよ!!」
「亜久津ぅ?」
「また無茶でもしたのか」
「だぁってぇ、あっくんが寝かせてくんなかったんだもん!!」
「惚気なら聞かねぇぞ」
「じゃあ愚痴なら聞いてくれるー!?」
「・・・まぁ、構わないが」
「・・・手短にしろよ」
「よっしゃ!・・・じゃあ、単刀直入に聞かせて貰おうかな男性諸君!」
「何をだ」
「君達、一晩に何回やるかね!?」
「「は?」」
「だぁかぁらぁ、一回のエッチで何ラウンドまで頑張っちゃう!?って事〜!」
「・・・亜久津には、そんな無茶をさせられているのか?」
「相変わらず不憫な奴」
「同情するならお金をくれぃ!・・・で、手塚君はどーなの!?」
「どうもこうも、大体1・2回じゃないのか」
「そんな感じだな、相性悪きゃ一回こっきりだ」
「君達、なんて女の子思いの王子様なの!!」
「大体、ゆっくり何度も出来る時間も場所も無い」
「あ、そか、手塚君も天根さんも、いつも家に誰かいるもんねー」
「時間と場所がありゃやんのかテメー」
「時と場合による。・・・で、お前はどうだったんだ、千石」
「はーっはっはぁ!!聞いて驚け!!6回だぁあーーっ!!」
「「化け物か」」
「それあっくんに言ってやって!!是非言ってやって!!直接言ってやって!!」
「それに付き合えるお前も化け物だ」
「付き合わされたんだーい!!寝てたってそのままやられるっつーの!!」
「レイプと大差ねーだろ、それ」
「まぁいつもの事ですから!!」
「ダメな男に引っ掛かるタイプだな」
「もう既に、だろ」
「自覚してる!」
「しかし、お前の所は避妊をしないんだったな。大丈夫なのか?」
「ラッキーですから!!まぁデキちゃったら、それはそれで!!」
「そこで運使い果たしてるからダメなんじゃねーの、お前」
「否定は出来なかったり☆・・・でもさ、跡部君、不二さん相手だと何回すんのさー」
「・・・大体1回」
「えー!?跡部君が!?あの不二さん相手に!!?」
「恥ずかしがる事はない、素直に病院に行け」
「テメェ人を何だと思ってやがる!!言っておくが体力も持久力もテメェよりはあるつもりだ!!」
「えーじゃあなんでー?」
「・・・アイツの冷め具合は男の比じゃねぇぞ。一回やったらスッキリ顔でさっさとサヨナラだ」
「んもう不二さんたら男前過ぎるー・・・」
「どうせ誘うのもお前からがほとんどだろう?」
「チッ・・・否定出来ねーのが腹立つ・・・」
「なんかもーセフレにしちゃ冷た過ぎる2人の関係・・・いや、不二さんの態度・・・」
「不二から連絡が来る時は、どんな時だ?」
「あぁ・・・やれ赤月がつれないだのやれ買い物付き合えだの、夕飯付き合えだの・・・」
「不二さんの利用出来る物を利用する姿勢って惚れ惚れするよねー」
「全くだ。お前の都合の良い男ぶりには感服するぞ、跡部」
「テメェ等・・・いつか、殺す・・・!」










END.


今回もハリセンの出番は無し。
しかし代わりに言葉の暴力に余念の無い手塚さん。愛してる。
6回とかどんだけ精力絶倫だよ。と裏手突っ込みを入れたい。
跡部さんも好きです。本当です。ただ不二さんが跡部より赤月を好きなだけで。